本格的な冬になり、
師走に向けて
大掃除や家のことや
もろもろ忙しい季節となってきました。

       ☆

先日、
仕事で知り合った70歳後半の女性。
生涯独身で終活に向けて
少しずつお部屋を整理しているとのことでした。


お部屋にあがらせてもらいましたが、
とても素敵に
お部屋を飾り付けしていました。

イメージ写真




ヨーロッパ調の家具の上に
ランプやロウソクや造花を飾り
とてもセンスの良いお部屋でした。


当然、床には何も置いておらず、
寝室もバラの花柄のベッドカバーをかけて
きちんとベッドメイキングされていました。


私が訪問することは事前に
わかっていましたが、
急いで片付けた感じではなく
いつもこのような生活をされて
いるのだとわかりました。

「とっても素敵なお部屋ですね。」
と言うと

その女性は、

「もう人生も終焉になっているので、
好きな物に囲まれて生活するように
してるのよ(^_-)」


「でも、少しずつ荷物を減らしているの。
独り身だし、
自分が亡くなってから、
部屋を整理する方に迷惑かけないように
と思っているの。」


とお話してくれました。
もしもの時のことを全て考えており、
準備もきちんとされている様でした。


そして、
その女性とお話していて
一番印象に残った言葉は、
「身の丈にあった生活をするようにしている」
とおっしゃっていたことです。


人の目を気にしたり
人に合わせるために
見栄をはったりせず、
自分の今の状況に則した生活をすることを
心がけてきたそうです。


お金があるときは
羽振りの良い生活をしていても
お金がなくなったときに
困った人をたくさん見てきたからだそうです。


私もこの女性のように
残された家族に迷惑をかけないように
好きなものに囲まれ
最期の時を迎えられればと思いました。



みなさんはどう思いますか?



親には
安全で清潔で毎日楽しいと思える
生活をしてもらいたいものです。


実家は片付いていますか?
片付いていないのなら、
実家の片付けを真剣に考えてみませんか?




本日も最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。

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